サンフランシスコ出張
今日はサンフランシスコに出張と行っても展示会。車で行くのも面倒なのでCaltrainでいった。事件が二つ。帰りにBabyBulletという特急に乗りたかったので、それが停まるマウンテンビューまで車で行ったんだが、駐車場に空きがない。そのときはまだ10分くらい前だったけど、2周しても空きがないので、仕方がないので、サニーベールまで戻った。案の定、遅れてきたので間に合ったけど、間一髪であった。これからは(本当は一番近い)サニーベールにしよう。で、乗ったあとに気づいたんだけど、携帯が無い。家に帰ってきたあと、鳴らしてみたけど、やはり無い。いったいどこにいったのであろう。もし無ければ、また買うしかないのか。

プロジェクトX計画・・・挫折
会社の上司、二人がここ数ヶ月で家を買った。どうせ高額な家賃を払っているし、ボクも机上の計算をしてみた。対象は500Kのタウンハウス、頭金は30k という設定である。利率6.0%、30年返済という設定では月2817ドルの返済となる。調べたところ、購入時にはだいたい5%位、売却時には6%位の手数料がかかる。支払い自体は無理をすれば不可能ではない、ただし、可能でもない。それに今後の不動産市況、売却損のリスク、為替、売却時の手間ひま、時間を、それと決定的なのはこれだけの額を払いながら、今のレントより狭く、庭のない家に住まなくてはならないのである。また、購入ともなれば、不具合発生時の負担は当然持ち主である。というわけで、2日間の検討の結果、挫折した。まぁ、これで将来役に立たない、アメリカでの不動産の購入方法を学んだとも言える。本当の一番の理由は不動産市況である。バブル気味の市況がもし下がったら、日本に帰るときに借金を抱えることになる。あるいは、ローンを払いつつ、誰かにレントするかである。いずれにせよ、出費のリスクはさけられず、もちろん、上がった場合にはものすごい差益が入るが、リスクを考えると踏み切れない。もちろん、こちらに一生に近いくらい長くいれば、当然買いなのであろうが、出向者たるもの一生は無く、いつかは帰るのである。様々なリスクマネージメントを考えた結果の決断である。ちょっと見たけど、まともな家は場所にもよるけど600kから700k以上だよね。因みに600kの借金を30年、6.0%で返すと、3597ドル月である。こんなのはどだい無理である。みんなどうやって買っているのであろう。ひたすら買い換えか、買うまでの間、共働きで無駄遣いせずにいくか、あるいは購入後も共働きでせっせと返すのであろう。ご苦労様である。どだい私には無理な話であった。