ベニスに死す

ルキノ・ビスコンティの有名な映画。この間衛星放送でやっていたので撮ったのをみている。見るのは初めてではなく、大学に入ったばかりの頃、渋谷のPARCO劇場でやっていたビスコンティフェアみたいので、連日連夜、ビスコンティの暗ぁーい映画を一人で見ていた。

ストーリーは改めて紹介しないけど、ビスコンティ独自の退廃的な映画。あちこちに散りばめられてかかっているマーラー交響曲第5番、第4楽章アダージオはあまりに有名。

たまにはこういう、しっとりした、いや、暗ぁい映画を見るのもいいかもしれない。

実際には大学時代に見たビスコンティの映画達、結構寝たのも多いんだな、これが、じつは。あまりに退屈で長くてね。今はどうだろうか20年の歳月はボクを変えたか?

ベニスに死す [DVD]
http://cinema.wonderland.at.webry.info/200607/article_5.html

1971年「ベニスに死す」
1973年「ルートヴィヒ・神々の黄昏」
1976年「イノセント」
の3作は良かった気がする。


一般的には
1969年「地獄に堕ちた勇者ども
1971年「ベニスに死す」
1973年「ルートヴィヒ・神々の黄昏」
ビスコンティのドイツ3部作。


追記)
朝、続きを見ているけど、映像美はすごい、っすが。35年前とは思えない。どのシーンを切っても完璧な構図、美的感覚がすごい。さすがイタリアの黒澤といわれた男(!?)>ルキノ・ビスコンティ。一度はご覧あれ、暗くなるかもしれないけど。