いよいよ最終日…メインイベント

myoshica2008-01-19

Masashiにはおばぁちゃんが一人だけいる、北海道にね。それでそのおばぁちゃんに会うのも今回の旅行の目的のおまけ、いやメインなのである。


で、苫小牧に住むおじさんに案内してもらいおばぁちゃんに会いに行く。おばぁちゃんは健康だけど惚けているので、会っても一番孫のボクを思い出してくれない可能性もあるけど、それはそれでも良くて、なんとか存命中に会いたかった。


「Masashiだよ」と名前を言うと、「まさし…」と繰り返し、なんとか思い出そうとするけど、(おじさん曰く)スイッチがつながらない状態のようだ。耳も悪いけど、質問にチャント答えられるし、昔のことは覚えているみたい。それでもご飯は食べていないとか、お風呂は一回も入ったことがない、薬を飲む必要がないくらい健康だとうそぶいたりするし、いつお迎えが来るのかとよけいな心配をしている。CPUはちゃんと働いているし、記憶装置もデフラグがひどいけど、コネクター接触が悪いような感じである。チャント毎日のここさず食べているみたいだし、週に3回はお風呂に入れてもらっているし、薬も飲んでいる。持参した小布施の栗羊羹も美味しそうに食べた。


因みにこのおばぁちゃん、大正元年生まれで8回目の子年で現在95才、11月で96才でなのである。一緒に行ったおじさんは俺の方が早く死ぬんじゃないかと心配しているくらい元気で、きっと100間で生きると思う。それでもおばぁちゃんに10何年ぶりに会って良かったと思う。


どんなに惚けていても、名前を思い出してくれていなくても、このおばぁちゃんがいなかったら、ボクはいなかったんだよね。感謝しているよ。