ランチその後

上司は相変わらずランチにこだわっていて、いつもランチを食べている中華レストランで「MYOSHIさんの送別会はここでいいかぁ〜」とかはしゃいでいる。ボクも大人なんだけど、この件に関しては冷たく「お任せします」と答えているけど、ぜんぜんきづきゃ〜しない。現地の出向責任者Sに帰任の日付を連絡した時に「じゃ、激励会やるか〜」といっていたので、そういう方向(夜)に進むことをやや期待している。別にどうしても飲み会にして欲しいわけではなく、5年半も勤めて、(自称)きちんと成果を出してきたのにランチで送別会という現地風の送り方はどうかと思うだけだし、10何人もの男が多少長いランチを取ったって、何の話が出てくるわけはないよね。ただ、長いランチ、それだけ。それならやらなくてもいいやっていう感じ。


その後も警察の取り締まりとかの話になって、「やっぱ、ランチだ」って、心底そうしたいみたい。送られる人より自分のことを心配する人なんだよね。

だいたいこの人はつまんない人で、一緒にランチに行っても全然喋らない。たまぁにボクが話しかけても答えは、「うん」とか「そう」とか「わかんない」とか、そんなのしか返ってこない。「会話のキャッチボール」というより、「打ちっ放し」。前に日本人出向者が一人いたんだけれど、彼曰く、今日のランチは行き帰りのクルマの中を含めて、一言も喋らなかったって、両方ともね。いつもは黙っていてもしょうがないのでいつもボクが適当に人の話をしている。いつだか、彼が日本に出張にいくというんで、何をしに行くんですか?と聞いたら、「内緒〜」と言われてしまったよ。しつこく聞いたら、だってMYOSHIさん、「おしゃべりなんだもん」とまで言われてしまった。もう話してやらないと誓ったね。それだけでなく、「もうこの人のためには働かない」と。今回帰りたい原因の一つは彼のことなんだよね。その割には偉い人が来た時には雄弁に喋ったりして、もう、よくわからん。「かってにし〜」である。まぁ、もうすぐおさらば、我慢我慢。