今日は特段何もしていないに等しい。Costcoサンタクララに写真を取りに行ったが、8x10のペーパーが足りなくなって、全部ができていないので明日来て欲しいと言われた。同時に出したDPEの写真を見たが、やはり動物は失敗であった。その時3匹(母親+子熊2匹)の熊は一生懸命ベリーを食べていて、なかなか顔を上げなくて、シャッターチャンスと思ったときにはすでに顔を下げて再びベリーを食べていた。ボクには動物写真家は向かないと思った。彼らは絶好の写真を撮るために何日も動物を追って、足を棒にして動物を探し、何百枚ものフィルムを使い、ようやく得ることができるのである。僕たちみたいにバスに乗りながら、あるいは道路を歩きながら撮ろうというのは所詮無理なことだ。近づける距離には限界(デナリでは熊は400mと言われた)があるし、そんな距離からも沢山写真を撮ったが、4x6の普通のサイズのプリントに写っている熊の大きさはせいぜい1cmもない。目だってわかりりゃしない。とういうわけで、かみさんには期待をかけて、200-400mmの安ズームを買ったが、無駄ではないが、少なくとも多くのフィルムが無駄になった。好意的に解釈すれば、それだけのフィルムくらいで自分の向き不向きがわかったので安いとも言えるが。それに今自分の持っているニコンのシステム(といってもレンズはほとんどニコン製ではない)に関しての疑念もあり、もちろん信頼性は抜群であるが、つまりは色に関しては何かパットしないというのがあり、コンパクトなカメラの ContaxT3(カール・ツァイス)のほうが、色に関してはイインじゃないかというように思えて仕方がない。そうやってカメラとレンズを変えていくのはお金が無茶苦茶かかることだしね。まぁ、こうやって悩んでいる時が一番楽しいんだけどね。
そうそう、かみさんがアラスカで撮ってきたビデオを編集しているんだけど、何故かCD-Rに録画できない。しばらくは悩みそうだ。今、般若心経262文字の宇宙(ひろさちや著)を読んでいるんだけど、まずは「空」にならなくちゃという心境である。