チェック無くす→スタッフ関係の仕事の早さの違い(日米間)
会社からもらったある支出のチェックが見あたらない。しばらく探すものの、見つからない。仕方がないので、人事のVPにメールを出した。「ゴメンねチェック無くしちゃった。もし良かったら、再発行してくれないかなぁ?」みたいなことを英語で書いた。1時間もしないうちに、「いいよ再発行してあげる。前に発行したチェックを止める手続きがあるんで、再発行は金曜日ね」みたいな英語のメールが返ってきた。いつも思うんだけど、こっちの会社の対応は早い。いつだか、MIS(PCとかネットワークとかを見ている部署)にCD-Rライター付けてくれないかなぁってメールしたら、その日の午後には付いていた。日本の時は何もかも申請書だとか、上司のはんことかうるさい上に、なかなかやってくれなかったのに比べれば、天と地の差である。やっている仕事量はそんなに変わらないので、きっと仕事をため込んでいるのであろう。人間(日本の)、明日の仕事がないと不安になるみたいだ。たぶん、こっちは仕事が無くなると早く帰ったり、なんか好きな趣味的な仕事をやっているんだろうなと思う。日本でこんなことをやっていると暇だろうとか思われるのがイヤなので、仕事を残していくのだと思う。まぁ、普通誰かに忙しいと聞かれると、普通は忙しいというよね。それを裏付けるために、実際に忙しくしなくてはならないのである。

カローラ退院
今朝方車を取りに行った。悪かったのはサーモスタット(冷却水の温度を測る部品)で部品交換と労賃で110ドルチョイで済んだ。そろそろオイル交換をしなければならないし、タイヤも交換した方がいいと言われた。車関係は出費がかかるし、高い。車関係は人間みたいに黙っていても直らないし、毎日の足なので、いつだって急だし、それに高い。最悪なのはいつも出来高払いだ。だいたい、車のオプションとか修理費でほとんどのものは買えてしまう。実例を安い順にあげると、
?オイル交換(30ドル)→無線LANカード
?今回のサーモスタット交換(110ドル)→プリンター
?タイヤ交換(300ドル)→デジカメ
?タイミングベルト交換(500ドル)→パソコン
?年間保険料(2000ドル)→すごくいいカメラ
なんて感じである。車にとってはほんの一部の機能であっても、ボクが目を奪われる他の(主には)電気製品(主にはFry's)の全機能になるのである。もし車がなければ、生涯ではどれくらいになるのであろう。
1年あたり(日本の場合)、すごくラフに見積もると、
 車本体(30万円)
 保険(12万円)
 車検と諸費用(5万円)
 税金(4万円)
 ガソリン(12万円)
 タイヤ交換、オイル交換等の消耗品(3万円)
 修理等(2万円)、他にもあるかもしれないけど、桁はあっていると思う。計68万円、30才から65才までの35年乗ると、2380万円、田舎だと(セカンドカーは普通安いので)1.5台分で3570万円。家が早く欲しければ、車をやめるしかないと思うという結論になりそうだ。特に都会の人は必要なときにレンタカーというのが経済的である。