今日のCD


 キリル・コンドラシン指揮、北ドイツ放送響、マーラー一番。彼の曰く付きの本当の遺作である。本当はこの指揮はクラウス・テンシュテットであった。しかし、テンシュテットの急病により、代役でろくな練習をせずに1981.3.7アムステルダムで演奏をしたあと、ホテルで絶命(心臓発作)したのである。演奏は完璧ではないものの、ライブでもあり、熱く、気合いが入ったもので、この曲のベストの一枚に(ボクは)数える。