寄付、ドネーション

 会社の同僚というか違う職場の顔見知りの女性が「American Stroke Association何とか」の寄付集めを行っていて、みんなのオフィスを訪れている。まぁ、来られたらむげには断れずにみんなの平均値的な10ドルを寄付したけど、なんだか釈然としない。アメリカではこういう寄付が、税控除ができるとはいえ、なんか多く感じる。車にはいろいろなステッカーが貼ってあるし、Breast Cancer何とかが結構あるし、いまいちボクにはわからない、正直言うと賛成しかねるのである。まぁ、お金持ちであれば、これを使って税控除と名声を得ることができるであろうが、我々パンピーにはそんなことは関係なく、ただ単にお金が消えるだけである。確かにガンになることは悲しいことだろうけど、そんなのはBreast Cancerに限らず、肺ガンだって胃ガンだって、それはそれは本人にとって悲しいことである。それなのに特定のガンのためにキャンペーンが行われ、寄付がされるのはどうにも納得がいかない。だからといって、すべてのガンのために寄付することも不可能だし、そういうこともすることはない。冷たく聞こえるかもしれないけど、それは運だし、あるいは原因があることだし、そうならないために予防していくことは、自分の役目だし、政治のすべきことだと思う。漠然と寄付するより、そのお金の行き先や本当はどうすべきかを考えるのも、いいことだと思う。
 日本にもわけがわからない寄付(赤い何とか、緑の何とか、(何とかはきつねとかタヌキではない))や何故か目標とか一軒あたりの目安額とかあるけどね。そもそも寄付という行為がボクにはなんだかあわないだけなのかもしれない。
 もちろん途上国での災害とか復旧についての寄付は全然惜しくない。ただお金をあげるだけの寄付はその国の人にとっては非常に?寄付するなら「学校を作る」とか「井戸を掘る」とかならOKかな。
 皆さんは寄付についてどう考えていますか。