チェ

myoshica2009-01-10

ベニチオ・デル・トロ主演(昔から思うけど古谷一行に似てはいないか?)のゲバラの半生を描いた映画。3連休で暇だったし、ちょっと興味もあり、『幕張までチャリンコ』で一人で見に行った。『幕張までチャリンコ』は全然関係ないと思う。
因みに『一人で、初日に見に行ったこと』はおそらく生涯初めての体験。

実話だからネタバレとか無いと思うけど、一応、注意。




清廉で捕虜を殺さず、農民や兵士には教育や医療を施し、隊から抜けたいものは抜けさせ、理想は高く、人がついてくるなかなかすごい人物。おもわずかっちょいいと思った。
映画は4時間半の大作だけど、日本では二つに分かれている。1800円x2と配給側にとってはとてもよいシステムかも。せめて2つ連続で見る人には安くして欲しい。
『チェ/28歳の革命』と『チェ/39歳 別れの手紙』
http://che.gyao.jp/

因みに『チェ』は「ねぇ君」に相当するあだ名である。そういえば映画の中で「おまえにチェと言われる筋合いはない」みたいなセリフがあった。そうだ、チェMasashiと呼ばれてみるか。
田中チエとか伊藤チエとか実際にいるかと思う。そうかあだ名だったか。
本名は「エルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナ」(Ernesto Rafael Guevara de la Serna)と長いので「チェ」と呼ぶ方がはるかに簡単。


http://ja.wikipedia.org/wiki/チェ・ゲバラ
半生はかっこいいけど、理想主義すぎて、キューバを追われ、最後にはボリビア革命を目指すが、期待していた協力を得られず39才で死んでしまう。当然事故死ではなく、戦場で。でも、彼の場合はこうやって死んだからカリスマになったけど、今頃(生きていれば80才)年金生活をしているおじいぃちゃんじゃシャレにならないよね〜。
それで革命の伝説的なカリスマとなってしまう。というより、そのイメージでTシャツのデザインとしてよく見かける結果となった。写真で見るとベニチオ・デル・トロよりもかっこいいよね〜。

今月末には『初日に幕張までチャリンコで一人』で見にいこう。繰り返し言うが『』内は映画とは全然関係ない。