「バールのようなもの」、「百年目」

ひょうんなことから、立川志の輔の落語を見に行った。多古町…知らないでしょう〜。ボクモシラナカッタ。

先週かな、新聞で円楽の襲名公演が千葉であるので、その主催者のサイトをのぞくと、志の輔の独演会のチケットが発売中となっている。
で、申し込んだら取れた。さすが千葉の田舎、多古町…成田より20kmくらいの町。

入りは9割。満員ではなかった。
こんなに直前なのに前から5番目といういい場所。全席指定3500円。

独演会なのに、前座が二人。まぁ、ウォームアップ。
声の聴きやすさとかの調整には必要かと。

で、志の輔登場。
オリンピックの話題から、フィギュアスケートの芸術点から、小話に点数なんかつけられるか、結局主観でしょう?
というところから、どういうつなぎがあったか忘れたけど、「バールのようなもの」へ。

バールのようなものって言うのはバールじゃないんだよ、というところから、妾の話へ…。

面白かった。全然息つく間のない笑い。爆笑。無言でいることが10秒も続かない。すごいね。
きっと「バールのようなもの」は何百回もやっていると思うけど、磨きがかかっているね。

で、10分の休憩の後、タイトルは帰ってから知ったが、「百年目」。
堅物の番頭さんが羽目を外して花見をしているところを旦那さんに見られて…
人情話だったけど、笑うところもたくさんあり、最後はしっとりさせてくれる。

PARCOのライブには行けなかったけど、突然、行くことになったけど、行けてよかった。